皆さんが日頃から使用されているスマートフォンやタブレット、電子辞書などの小型家電には、たくさんの資源が眠っていると言われております。
年々、新しい製品が登場するたびに、小型化されていくスマートフォン。
皆さんはスマホを新らしくでた機種に変更する際、使用し続けてきたスマートフォンはどうしているでしょうか。
スマホの買取を行っている店舗に出しているでしょうか。それともそのまま処分に出しているでしょうか。はたまた手元に残し、保管しているでしょうか?
内部を分解して観察するまでに至る方は少ないと思われますが、スマートフォンの内部に使用されている部品には希少価値性が認められているレアメタルや金、銀、銅などが部品として使用されているようです。
2020年東京オリンピックのメダルには、使用済スマホとして各自治体などが回収したスマホ、タブレットなどの部品から製造されていると言われています。
単なるゴミとして処分してしまえば、廃棄処分されてしまうものがリサイクルすることによって新しいものに生まれ変わる事例でもあります。
スマホのリサイクル
くらしのなかの「ごみ」を考えてみましょう。最近、皆さんのなかでも「家電リサイクル法」などと言ったワードを目にしたことがあるのではないでしょうか。
家電リサイクル法は、洗濯機、冷蔵庫、エアコン、テレビなど、皆さんの身の回りにある家電製品をリサイクルしましょうという働きかけを義務付けた法律になります。
2001年にスタートしてから家電リサイクル法に新たに加わった製品もあるようです。また2013年からは、小型家電リサイクル法が開始されました。
大型の電化製品ではなく、スマホや電子辞書、計算機、USBメモリーなど電池や電気などで動く小型家電製品を「ごみ」として処分するのではなく部品をリサイクルするために回収が行われるようになったのです。リサイクル小型家電として回収している品目は、市町村ごとに異なるため各窓口に確認が必要です。